学部講義シラバス
2011年10月〜2012年1月障害と経済 Disability and Economy
障害は個人の属性のみではなく、個人と社会との相互依存関係によって生じる。社会の中の障害を見つめなければ障害問題の本質はつかめない。本質をつかめなければ問題解決の糸口も見えてこない。
本講義では、障害者が直面する経済・社会問題やそれらの問題を解決するための制度に関する考察を行う。
- 担当教授: 松井彰彦 header
- 冬学期、2単位、週1時間(1コマ)
- 開講:
- 金曜日4限(15:00-16:40)
- 教室:
- 経済学研究科棟第一教室
- 授業計画:
- 10月7日
- 概要(松井)
- 10月14日、21日
- 障害者の雇用施策(担当:長江)
- 10月28日、11月4日
- 障害者権利条約および国内制度改革(担当:長瀬)
- 11月11日、18日
- 障害者とそのきょうだい:制度と人材育成(担当:河村)
- 11月25日、12月2日
- 雇用と障害者差別禁止法(担当:川島)
- 12月9日、16日
- 障害女性とその経済状況/欠格条項(担当:臼井・瀬山)
- 1月13日
- センター試験準備のため休講
- 以降変更
- 1月20日
- 社会における障害をもつ医療従事者の現状と可能性(担当:栗原 )
- 1月27日
- まとめ(松井)
- 参考書: 松井・川島・長瀬編「障害を問い直す」東洋経済新報社
- 備考:車椅子アクセス可能(だれでもトイレ、同一階および一階にあり)
- 東京大学 バリアフリー教育プログラム