READ公開講座
2010年10月30日開催イギリスの障害学:その実績と課題
昨年5月にイギリスのマンチェスターメトロポリタン大学(MMU)にて私達のプロジェクト(READ:総合社会科学としての社会・経済における障害の研究)は「Disability and Economy: Creating a Society for All」をテーマに東大フォーラムを開催しました。そこに参加をいただいたMMUのダン・グッドレーと、現在はWHOで「世界障害報告」に取り組んでいるトム・シェークスピアという現代のイギリス障害学を代表する存在の両氏をお招きして、イギリスの障害学の実績と課題について異なる観点からお話をうかがいます。
障害学の基盤となっている「社会モデル」は内閣府の障がい者制度改革推進会議による「障害者制度改革の推進のための基本的な方向(第1次意見)」(2010年6月7日)においても基本的な考え方として採用されています。イギリスの障害学にとっての社会モデルの位置づけや、イギリスの障害学での研究と実践の関係について今回の公開講座では取り上げます。関心のある皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。
- 開催日時:2010年10月30日(土)午後1時〜午後6時
- 場所 東京大学本郷キャンパス 経済学研究科棟 第1教室(地下1階)
- 現在、赤門横が工事中のため、赤門から入った場合は、迂回が必要です。 こちらのマップをみていただくと確認していただけます
- 会場には車イスで利用可能なトイレがあります
- プログラム
- 12:30 開場
- 13:00〜14:30 ダン・グッドレー (マンチェスターメトロポリタン大学)
- イギリスの障害学―社会モデルのさらなる前進
(British disability studies: Moving on and with the social model) - 報告用資料(和文):
- 本文(WORD 形式 94KB)/ 本文(PDF 形式 561KB)
- 報告用資料(英文):
- 本文(WORD 形式 197KB)/ 本文(PDF 形式 197KB)
- <関連資料>ダン・グッドレー「障害モデルにおける自己擁護の位置づけ」
- > http://www2.kobe-u.ac.jp/~zda/goodley.html
- (神戸大学大学院人間発達環境学研究科津田英二氏の好意に感謝申し上げます)
- 14:30〜14:45 休憩(質問票回収)
- 14:45〜16:15 トム・シェークスピア(世界保健機構:WHO)
- イギリスの障害学―研究と実践
- (British disability studies: researches and practices)
- 報告用資料(和文):
- 本文(WORD 形式 61KB)/ 本文(PDF 形式 332KB)
- 報告用資料(英文):
- 本文(WORD 形式 61KB)/ 本文(PDF 形式 123KB)
- 16:15〜16:30 休憩(質問票回収)
- 16:30〜18:00 質疑応答
- 指定発言1 川島聡(東京大学/READ)
- 報告用資料:
- 本文(PowerPoint 形式 700KB)
- 指定発言2 川越敏司(はこだて未来大学/READ)
- 報告用資料:
- 本文(PowerPoint 形式 49KB)
日英逐次通訳・文字通訳・手話通訳
参加費無料
- お問い合わせ先
- read.koukai@gmail.com
主催・東京大学READ「経済と障害の研究」 http://www.rease.e.u-tokyo.ac.jp/read/jp/