東大社研 GCOE ・東大 READ 共催
公開シンポジウム

新著『ケアの社会学』を手がかりに
上野千鶴子とケアの社会科学をきわめる


評者プロフィール

小川泰子(おがわ・やすこ)

外資系企業勤務の後、92年、神奈川ワーカーズ・コレクティブ連合会理事長。生活クラブ生活協同組合副理事長を経て、現在、社会福祉法人・いきいき福祉会専務理事、ラポールグループ総合施設長。2011年、内閣官房「社会保障に関する集中検討会議」委員、厚生労働省医政局「医療・介護サービス連携会議」委員等を務める。主な著書に『協同の時代』(共著)、『住民参加型の福祉活動』(共著)など。

松井彰彦(まつい・あきひこ)

ペンシルバニア大学経済学部助教授等を経て、東京大学大学院経済学研究科教授。専攻は理論経済学、ゲーム理論、障害と経済の研究。エコノメトリックソサエティ・フェロー(特別終身会員)、理事(アジア地区)。「ゲーム理論の観点から社会現象全体を解釈しようとする研究」により、学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞を受賞。国際的な業績を挙げた45歳未満の経済学者に贈られる日本経済学会中原賞受賞。


東大READ(経済と障害の研究 Research on Economy and Disability)

学術創成研究として2007年度からスタート。すべての人にとってより住みやすい社会とは、どのような社会なのか。障害学と経済学の対話を通して、障害を社会科学の立場から総合的に研究する新分野の開拓を目指している。経済学、障害学、社会学、社会福祉学、法学、歴史学等を専門とする(当事者を含む)研究者が連携し、国内外での統計調査や調査研究を実施。学術論文の発表のみならず、公開講座やシンポジウムを通して、研究成果のフィードバックにも力を入れている。代表者は松井彰彦東京大学大学院経済学研究科教授。
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東大社研GCOEプログラム連携拠点

東北大学GCOE「グローバル時代の男女共同参画と多文化共生」の東京大学社会科学研究所連携拠点として、2008年度からスタート。性別、年齢、障害の有無、国籍などにかかわらず、誰もが人格と個性を尊重され、フルに参加できる社会を実現する条件は何か。「生活保障システムの比較ジェンダー分析」「人間の安全保障と人身取引問題」「企業の人材活用におけるワーク・ライフ・バランス支援と男女雇用機会均等施策の効果に関する実証的研究」の三つのプロジェクトを柱に、このグローバルな課題に挑戦している。連携拠点リーダーは大沢真理東京大学社会科学研究所教授。
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会場までのアクセス

経済学研究科サイト http://www.e.u-tokyo.ac.jp/fservice/address/access.html より地図をご確認ください。

最寄駅
・本郷三丁目駅/
 地下鉄丸ノ内線 徒歩6分
 都営地下鉄大江戸線 徒歩5分
・湯島駅/ 地下鉄千代田線 徒歩8分
・根津駅/地下鉄千代田線 徒歩12分
・東大前駅/地下鉄南北線 徒歩10分
*各駅エレベーターあり

会場:東京大学本郷キャンパス 経済学研究科棟 第1教室(地下1階)

赤門・懐徳門からの詳細地図