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Research on Economy and Disability
学術創成 総合社会科学としての
社会・経済における障害の研究

〒113-0033
東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院経済学研究科 READ
研究代表者 松井彰彦
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西倉実季 (にしくら みき)

[職名]
助教
[略歴]
2007年 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了 博士(社会科学)
[専攻]
社会学、ライフストーリー研究
[主な論文・著書]
【学術論文】
2008年「異形の人々の対処戦略―顔にあざのある女性のライフストーリーから」『年報社会学論集』第21号, pp.37~48.
2006年 「当事者主体のカムフラージュメイク・サービスのために―顔にアザのある女性の経験に注目して」『フレグランスジャーナル』2月号, pp.49~54.
【学位論文】
2007年 「外見の問題経験をめぐる社会学的考察―顔にあざのある女性のライフストーリーから」博士学位論文
【共著】
2003年 桜井厚(編)『ライフストーリーとジェンダー』せりか書房, (第4章「『普通でない顔』を生きること―顔にあざのある女性たちのライフストーリー」を担当)
2005年 好井裕明(編)『繋がりと排除の社会学』明石書店, (第2章「『クレイム申し立て』としてのインタビュー―顔にあざのある女性の『問題経験』をめぐる語りから」を担当)
[現在取り組んでいるテーマ,関心をもっているテーマ]
疾患や外傷によって顔に目につきやすい特徴を持つ人々は、その容貌のために就ける職種が限られたり職場でハラスメントを受けるなど、就労をめぐって大きな困難に直面している。現在取り組んでいるのは、アンケート調査によって、彼/彼女らの就職のしにくさや就職してからの働きにくさの実態を明らかにすることである。将来的には、彼/彼女らが就労の機会を確保し、それを継続していくために必要な支援を検討していきたい。