REASE 公開講座

2013年11月2日

REASE 公開講座を開催します

チラシはこちら (PDF)

 東京大学REASE(社会的障害の経済研究)では、前身のプロジェクトであるREAD(障害と経済)をさらに発展させるべく、人々の生きにくさに焦点を当てた様々なリサーチ・プログラムを展開しています。

 今回の公開講座では、障害者の権利条約の実施の研究会と共に、中国の市民社会がどのように障害者の権利条約の実施に取り組んでいるのかを考えます。政府から独立した立場で活躍している、障害学の研究者、障害者組織のリーダー、知的障害者の親の会の方、合計3名を中国からお招きします。

 多様な中国社会の一面を障害者の権利条約という視点から探る機会でもあります。

公開講座 「障害者の権利条約の実施と中国の市民社会」
主催:障害者の権利条約の実施過程に関する研究会
   社会的障害の経済理論・実証研究(REASE)
日時 2013年11月2日(土) 午後1時―6時
会場 東京大学経済学研究科棟地下1階 第一教室
○情報保障:日本手話通訳、文字通訳、磁気ループ
入場無料
プログラム
13:00-13:05 開会の言葉 長瀬修(立命館大学)
13:05-14:55 「中国における障害者組織(DPO)の発展とその方向」解岩氏(ワンプラスワン障害者文化開発センター)<中国語での報告(日中通訳)>
報告ファイル :PowerPoint(31.7MB) / TEXT(33KB) / 参考資料:ワンプラスワンシャドーレポート(Word 249KB)
14:55-15:05 休憩
15:05-16:55 「中国における知的障害者の権利促進のための活動」張巍氏(イネーブル障害学研究所)<中国語での報告(日中通訳)>
報告ファイル :PowerPoint(4.9MB) / TEXT(25KB) / 参考資料1(Word 249KB) / 参考資料2(Word 50.5KB) / 参考資料3(Word 62.0KB) / 参考資料4:イネーブル障害学研究所シャドーレポート(Word 102KB)
16:55-17:05 休憩
17:05-17:55 「北京融愛融楽知的障害者親の会」李軍氏(融愛融楽)<日本語での報告>
報告ファイル :PowerPoint(72.2MB) / TEXT(20KB) / 参考資料(Word 51.5KB)
17:55-18:00 閉会の言葉 松井彰彦(東京大学)

*参考資料  障害者の権利委員会・中国政府第1回報告への総括所見(翻訳)
 http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/rightafter/CRPD-C-CHN-CO-1_jp.html

*参考資料  教育と文化2013年10月『中国の市民社会』
 PDF(964KB)

「基盤(C)障害者の権利条約実施の研究」(研究代表者 長瀬修:25380717)
「基盤(S)社会的障害の経済理論・実証研究」(研究代表者 松井彰彦 24223002)

お問合せ:rease@e.u-tokyo.ac.jp

*同様の研究会が10月31日(木)に京都の立命館大学でも開催されます。
 関心のある方は、以下をご覧ください。
 http://www.ritsumei-arsvi.org/news/read/id/530